8トップメッセージ数字で見るHOWACSR方針CSR推進課長に聞くお客様への取り組みお取引先への取り組み従業員への取り組み環境への取り組み社会への取り組みCSRレポート2020 こうした身近なところから考え、実施する施策については地道に浸透を図ることが重要なのだと改めて認識しています。最近、コンプライアンスという言葉をよく聞きますが、コンプライアンスもCSRの一環と捉えればよいのですか? コンプライアンスは一般的に法令遵守と訳されますが、もう少し大きく、企業が属する社会の規範を守ることを指します。したがって、CSRとして最も大切な要素だと考えています。コンプライアンスを社内に浸透させるために取り組んでいることはありますか? CSRに対する認識と同様に、コンプライアンス意識の醸成にも大変苦労しています。 法律のみならず倫理規範や道徳規範、お客様からの要請なども含まれるため、簡単な取組みで浸透できるものではないのです。CSRの考え方の浸透と同様に、地道な努力を継続していくしかないと考えています。 コンプライアンス浸透に向けて具体的に取り組んでいることには、どんなことがありますか? まず大きいことは、2019年に始めたコンプライアンス研修を毎年実施していくことです。意識浸透、啓蒙には継続して実施していくことが大切なことは先程述べた通りです。 2020年以降も全社員を対象として、半年程度を掛けて各拠点を回り、マニュアルを使用しての研修を継続していくつもりです。 これ以外にも、社内報に毎号、コンプライアンスに関する企画記事を掲載したり、法令改正情報や事例などをまとめた文書を定期的に発行しています。 こうしたツールは、コンプライアンスについて考える機会を提供することを通じて、コンプライアンス意識の啓蒙、浸透を図ろうと考えたものです。 CSRに対する意識浸透と同様に、コンプライアンス意識の浸透にも、地道な努力の継続しかないと考えています。 いろいろと多方面のお話をありがとうございました。最後に、現在世界的な広がりをみせているコロナウイルスへのHOWAの対応についてお聞かせ頂けないでしょうか。 新型コロナウイルスに対しては、皆さんご存知の通り、社内に新型肺炎関連災害対策本部を設置し、対応しています。具体的なコロナウイルス対策としては、密閉空間、密集場所、密接場面となる環境は極力避けることや、手洗いや消毒の慣行、マスクの着用を社内に呼びかけています。 また、幸いにして社内では発症者は出ていませんが、万一発症者、濃厚接触者が判明した際の対応方法を定めるとともに、社内の勤務スペースの分散、 食堂の配席をスクール形式にし、昼食時間帯も分散する等、感染拡大防止策を採用しています。公共交通機関を利用している従業員には、フレックス出勤を活用し、混雑を避けるよう呼び掛け、可能な範囲で在宅勤務も実施しています。 現在、緊急事態宣言が出された時期に比べても感染者数が増えつつあるように見えます。第2波の再度感染拡大も予測されていますので、引き続き注意をおこたらず、役職者全員でこの状況を乗り切っていきたいと考えています。 本日はいろいろなお話を聞くことができ私たちのCSRに関する考えも深まったと思います。この意識は引き続き深めていきたいと思います。 Q課長Q課長Q課長Q課長Q
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